やましたピアノ教室の新着ブログ

4月…お気に入りの絵本

LINEで送る

新緑の季節、近くにある田んぼに、今日耕運機が入り、田んぼを耕していました。

田んぼに、水が入るのも、もうすぐですね。

 

毎年、この季節になると、必ずお教室に置く絵本があります。

その絵本は、『おむすびさんちの たうえのひ』という絵本です。

作者は、あの『だるまさんシリーズ』の、かがくい ひろしさんです。

このお話は、題とごとく、おむすびさんが田植えをするという

ちょっと洒落の世界…、摩訶不思議なんだけど、素直に「おもしろい❗️」。

そう思えるお話…、絵本なのです。

そのおむすびさんの田植えを手伝ってくれる仲間というのが、

これまた笑えます〜、おむすびの具なんです。

シャケ、 たらこ、 おかか、 うめぼし、 こんぶ…わらえますよね。

登場人物のユニークさにも、目を奪われますが、背景の田んぼ、木々の緑、

空の青さ、夕暮れの空の色の美しさに、見惚れます。

 

この季節、是非是非読んでいただきたい、一冊の絵本です。

あと一冊は…、『漢詩 国破れて 山河あり(声にだして読みたい日本語)』です。

なぜこの季節?と思うかもしれませんね…。

私がこの漢詩を学校で習って、一生懸命覚えたのが、この季節だからです〜*(^o^)/*。

決して楽しい詩ではないのですが、なぜだかこの漢詩がすきです。

『 国破れて 山河あり 城春にして 草木深し

時に感じて 花にも涙をそそぎ 別れを恨んで 鳥にも心を驚かす

烽火 三月に連なり 家書 万金にあたる

白頭 掻けば更に短く すべて簪にたえざらんと 欲す 』

この2冊をお教室に置くと、片方を見て笑い(≧∇≦)、もう片方を見て…(´・_・`)?

その二つのお顔に、私自身が笑えることが楽しいのです。