やましたピアノ教室の新着ブログ

月別アーカイブ: 2023年4月

☆育脳モンテ®︎を学びました☆

いつも山下ピアノ教室のブログをお読みいただきまして、

本当にありがとうございます。

個人的にメッセージをいただくことも多くなり、嬉しく読ませていただいております。

 

今年の春は、早々に桜の花が咲きこのまま夏がやって来るかしら…、

なーんて思っていたのですが、このところの気温の上がり下がりが大きくて、

暑いのか寒いのか…よくわからない毎日が続いてますね。

毎日のお洋服も、何を着たら良いのやら…の私です。

 

さてさて、先日『脳育モンテ®︎』という講座に参加いたしました。

頭頂葉についてのお話で、以前からずっと学びたいと思っていた講座です。

私のお教室に来てくださる生徒さんの年齢が、どんどん低年齢化する中で、

「この時期に何をレッスンする事が大切なのか、この時期に音楽を通して何を学べるのか」

そんな事をいつも考える中で、私自身が学んだことをお母様方に伝える事が出来たら、

そんな気持ちから『脳育モンテ®︎』を学ぶことにしました。

 

お話を聞いているうちに、レッスンの中で起きるさまざまな事例が

まさに脳の成長と結びついていることが理解出来て、

そのことを指導者として知っているか否かで、大きな差を生むことも知りました。

「聴く力」を鍛えることが、子供達の脳を開発し、育てることにも繋がっているとしたら

音楽を通して育む事が出来るということです。

 

この春から私の教室では、未就学児の生徒さん達に「絶対音感レッスン」を、

導入することにしています。

まさに、「育脳プログラム」です。

音楽を通して、「聴く力」を育てることから、やがては話す力、表現する力へと

育てることが出来れば…そんな気持ちを持ちながら、

明日からのレッスンを進めていきたい私です。

 

4月…お気に入りの絵本

新緑の季節、近くにある田んぼに、今日耕運機が入り、田んぼを耕していました。

田んぼに、水が入るのも、もうすぐですね。

 

毎年、この季節になると、必ずお教室に置く絵本があります。

その絵本は、『おむすびさんちの たうえのひ』という絵本です。

作者は、あの『だるまさんシリーズ』の、かがくい ひろしさんです。

このお話は、題とごとく、おむすびさんが田植えをするという

ちょっと洒落の世界…、摩訶不思議なんだけど、素直に「おもしろい❗️」。

そう思えるお話…、絵本なのです。

そのおむすびさんの田植えを手伝ってくれる仲間というのが、

これまた笑えます〜、おむすびの具なんです。

シャケ、 たらこ、 おかか、 うめぼし、 こんぶ…わらえますよね。

登場人物のユニークさにも、目を奪われますが、背景の田んぼ、木々の緑、

空の青さ、夕暮れの空の色の美しさに、見惚れます。

 

この季節、是非是非読んでいただきたい、一冊の絵本です。

あと一冊は…、『漢詩 国破れて 山河あり(声にだして読みたい日本語)』です。

なぜこの季節?と思うかもしれませんね…。

私がこの漢詩を学校で習って、一生懸命覚えたのが、この季節だからです〜*(^o^)/*。

決して楽しい詩ではないのですが、なぜだかこの漢詩がすきです。

『 国破れて 山河あり 城春にして 草木深し

時に感じて 花にも涙をそそぎ 別れを恨んで 鳥にも心を驚かす

烽火 三月に連なり 家書 万金にあたる

白頭 掻けば更に短く すべて簪にたえざらんと 欲す 』

この2冊をお教室に置くと、片方を見て笑い(≧∇≦)、もう片方を見て…(´・_・`)?

その二つのお顔に、私自身が笑えることが楽しいのです。

☆新年度レッスンスタート☆

4月に入りました。

新しい生徒さん達をお迎えして、レッスンがスタートいたしました。

4月ってウキウキしますよね。

「こんにちは〜!」の声も、いつもよりハイテンションになるから不思議です。

 

さてさて、昨日は、昨年の秋からレッスンを始めたMちゃんのレッスン日でした。

いつも、お歌を歌いながら来てくださるので、すぐにわかります。

バッグの中には、リズムの本と、カスタネット、おんぷカード、レッスンノート、

そして❗️一番大切な『楽譜帳』が入っています。

 

この楽譜帳…、実はA4のコピー紙がゆったり貼れる大きさの、

横びらきのお絵かき帳なんです〜*(^o^)/*。

私の教室では、横びらきの教本を使っている間は、大抵はこの横びらきの

お絵かき帳を、楽譜帳としてつかっています。

Mちの楽譜帳は、大スキな『プリキュア』のお絵かき帳です。
まずは、『かたつむり』のお歌を歌って、ママと一緒に手合わせリズム。

そこから最初のフレーズ「ソーソミ ドドドレ ミミレド レー」を書いた

大きな楽譜に、色おんぷのシールをはっていきます。

Mちゃんは、おんぷカードを見ながら、「ド」からさがしてくれました。

カラフルな楽譜が、出来上がると、楽譜帳に貼ります。

そして、カスタネットをたたきながら、ドレミでうたいます。

「最初のソーのところは、しろ棒くん(2分音符)、たーあんでのばしてね。」

大きくうなづいて、リズムうちをしてくれました。

 

さて、いよいよピアノでひくのですが、手がまだまだ小さなMちゃんは、

ピアノを弾くことって、なかなか大変です。

でも、楽譜帳を譜面台にのせて、大きなピアノの前に座ることが、

Mちゃんの今の楽しみ、ステータスなんだそうです…(^∇^)。

一生懸命、手を広げて弾いてくれました。

そして、楽譜帳の右側のページに、好きな色でかたつむりを書いていきます。

最初は、点線でうずまきを私が書き、それをなぞります。

Mちゃん、点線の上を、ていねいになぞって、ニッコリ。

胴体をかいて、角をかいて、おめめも書いて出来上がり。

楽譜帳に、次々にうずまきを書いてくれました。

 

あっという間の30分、レッスンはとてもゆっくりなテンポで

私の話すテンポもゆっくり、何もかもがとてもゆっくりですが、

この時期にしか出来ないレッスンですね〜(≧∇≦)。

なるべく手を貸さないで、ゆっくりでも自分ですること。

 

お帰りも、ママと手をつないで、歌いながら帰っていかれました。

お帰りの歌…『かたつむり』かなぁと思ったら、違ってました〜(笑)。