やましたピアノ教室の新着ブログ

カテゴリー別アーカイブ: 日記

♪レッスングッズは大切♪

今日の栗東は、午後から雨になりました。

このところの暑さに…早くもレッドカードでしたので、

とても涼しくて、私としましては、とっても嬉しいです〜(≧∀≦)。

ただ一つだけ…この時期、特に雨が降ると困ることがあるんです。

それは…天然パーマの髪の毛が…(u_u)。

もう〜ホントに、金太郎さんのように膨らみます〜笑笑。

 

さてさて!今日は、レッスングッズのお話です。

グレードレッスン、曲のレッスン、ピアノのレッスンにおいて、

左手で和音をつかむのは、避けて通ることができませんよね。

パッと和音がつかめないと、メロディが流れなくなってしまいます。

和音がいくつも連続していると、あらあら、まあまあ…です。

 

でも、よ〜く見ると、動かさない音があったりしますよね。

「その3の指!動かさないで、1と5の指を右にずらしたら、次の和音。」と言うと

「えっ?せんせー、急に言われたら…」と鍵盤の上を手が右往左往になります。

何だか変な響きがするなぁ〜とみてみると、#と♭の鍵盤の押さえ間違い…、

「それ、#になってるよ。」「あっホント。」と気がついても、

一度インプットしてしまうと、これまた直すのが大変だったりします。

 

何かいい方法がないかしら〜と思いながら、ボーっとAmazonを見てましたら、

ナントナント‼️見つけたんです〜(≧∀≦)。これ‼️いいかも〜のグッズ(╹◡╹)。

『 ナカノ ミュージック レッスン スタンプ 』

百聞は一見にしかずと申します。良かったら、ご覧くださいませ。

ちょいとコツが入りますが、大譜表と大譜表の間に入ります。

つかめない和音を左手で押さえて、右手で押さえた鍵盤を塗る!

一つ前の和音の音を、違う色で小さな⚫️で書くと、動かさない音を

視覚的に捉えることが出来ます。

そして‼️なんと❣️つかむことが出来るようになるんです〜(≧∀≦)。

つかめなかった和音が、ウソみたいに、パッとつかめるようになるんです〜(≧∀≦)。

 

レッスンの中で、何度も同じことを、注意する方もされる方も、いやですよね。

そんな時に、こんなグッズがあると、気分も変わりますよね。

弾けてないけど…笑顔になれる!は、必要です笑。

 

ユンディ・リ『月光』

いつも山下ピアノ教室のブログをお読みくださいまして

ありがとうございます。

あっという間に、5月最終週になりました。

 

今日の日曜日、テレビの下に積み上げられているDVDを断捨離しようと

出してみたところ、出てくるDVDがどれもこれも何とも懐かしく

作業が進まないまま、1枚のDVDに目が止まりました。

『題名のない音楽会 2014』と書かれたDVDでした。

 

早速、DVDをセットして、画面を見てましたら…♡♡♡、

とてもとても清閑な顔立ちの、ユンディ・リさんが笑ってまして…(^∇^)。

スッキリした32歳のユンディ・リさんは、何ともステキでした〜♡。

 

思い出してみると…

私が、ユンディ・リさんのコンサートに行ったのは、

ショパンコンクールで優勝した後のコンサートで、

ショパンプログラムのコンサートでした。

 

「ピアノの音が、キラキラと空から舞い降りてくる」という表現が、

本当にピッタリの、透明感のある凛としたピアノの音に、聴き惚れました。

私がコンサートの中で一番印象に残った曲は、

アンコールで演奏した『Sun Flower(ひまわり)』という、

中国のわらべ歌をアレンジした曲でした。

これまた!ホントにステキで…(≧∇≦)。

 

DVDの中のユンディ・リさんは、

ベートーヴェンの『月光 第1楽章』を、静かに静かに奏でてました。

次いで第2楽章、第3楽章…と。

透明感あふれるピアノの音に、思わずため息が…。

巻き戻して2度見してしまいました。

 

時が流れて…現在42歳になったユンディ・リさんは

再びピアニストとしてリサイタルを始動したとニュースで見ました。

もう一度!機会があれば聴いてみたいですね〜。

とても贅沢な日曜日の朝になりました〜(≧∇≦)。

 

♪発表会の悩みごと♪

今日の日曜日は、朝から雨になりました

こんな日はのんびりと過ごすに限ります!

ということで、発表会の雑用をこなしながら、レッスン教材を作りながら

ゆっくりの日曜日となりました。

 

さて、発表会が近づいてくると、ペダルを使うことが増えてきます。

グランドピアノのペダルにきちんと足が届いて、ペダルが使えるようになるには…、

身長が140cm〜145cm、学年でいうと小学校5年生ぐらいでしょうか?

でも、個人差があるのは…仕方のないことで、4年生でも楽に足が届く子もいれば、

6年生でもウ〜ン、ちょっと無理かな…(。-_-。)という生徒もいます。
グレード試験や、コンクールであれば、評価に繋がってしまうので、

正しい姿勢で弾けないようであれば、足台や補助ペダルを使うように話しますが、

発表会の場合、勿論きちんと演奏しないといけないのですが、

生徒さんたちにも学年のプライドと申しましょうか…、

身長だけでは割り切れないものがあるようです。
気持ち、よ〜く、よ〜くわかります。

自分より下の学年のお友達が、補助ペダルを使わずにペダルを踏んでいるのをみたら、

「僕だって、私だって、補助ペダルなんか、要らないもんね〜。」

そう、おもいますよね。

いつもなら、椅子に深く腰掛けて、弾きそうになるところを、

エラく浅く腰掛けて、背中もピーンと伸ばして、必死に足を床につけて…(^_^;)。

一生懸命アピールしている姿が、何ともいじらしくて可愛らしい!
毎年、ホントにホントに悩みます。

もうしばらく様子を見て、一人一人話し合って納得して決めたいと思います。

 

♪年少さんのピアノレッスン♪

5月、ゴールデンウィークが終わりましたね。

私は今年のゴールデンウィークは奈良に行ってきました。

奈良は大好きな場所で、何度も訪れてますが、

何度行っても本当に穏やかで、ゆっくり時間が流れるお気に入りの場所です。

 

さてと、4月からピアノのレッスンを始めた年少さん達のレッスンが

今月、2ヶ月目に入りました。

4月のレッスンで、2つの黒鍵とドの音をマスターして下さったので、

2つの黒鍵を弾いた2本の指を『ミとレ』のところにおろして、

『ミ 、ミ、レ、レ、ミ、ミ、ミー』をレッスンします。

以前は『ド』をマスターしたら『レ』の音を入れてたのですが、

小さな指の生徒さんにとっては、長さの違う親指と人差し指を動かすのは、なかなか大変

それよりは、『ミ、レ、』の方が動かしやすいとわかってからは、そうしています。
そして、『ミー、レー、ドー』とつなげてみる!

3本の指がピアノの上で、3つの音を奏でること

今月はここまで出来れば、バンザーイです。

『ミー、ドー、ミー、ドー』とピーポーピーポーを弾いたり、

『ミ、レ、ド、レ、 ミ、ミ、ミー』とメリーさんのひつじを弾いたり。

 

年少さんのピアノはゆっくり、ゆっくりですが、

小さな指を大切に、ピアノの第1歩をマスターしてほしいと思います。

さてさて、2ヶ月目は…、右手の5本の指を動かしたいと思います。

ウフフフフ…とっても楽しみです♪

♡ちょっとだけ…心の声♡

ちょっとだけ…心の声!

『洗濯機』

昨日の朝普通に使えた洗濯機が、昨夜洗濯しようと思ったら
ウンともスンとも言わず…電源も入らない
購入して丸9年…寿命かしらね…ということで
買い替えることにしました。

私としては
「もうそんなに大きなサイズでなくて良いので、
コンパクトに高性能なドラム式!」
そう決めて、今朝主人と共に電機店さんに。

 

ところが!私の希望の洗濯機はどこにもなく
この9年の間に洗濯機の価格は1.6倍…
9年前20万円で買えた液晶パネルのドラム式洗濯機は
なんと…33万円に(上機種の電子ピアノが買えるお値段)❗️

しかし❗️9年間大きなタッチパネル操作に慣れてしまった私には
悲しいかな、指で順番に押して出てくるタイプの操作が
とても面倒で、まどろっこしく感じてしまって…。
結局12kgも何を洗おうかしら…と思いつつ
大きな液晶パネルの洗濯機を購入することに。

 

うーん、これ…何かに似てる?と考えていたら
電子ピアノ、エレクトーンと同じなんですね。

どちらも上機種のモデルには、大きな液晶パネルが搭載されていて
一目見て誰にでもわかるような操作になっているのですが、
導入モデルや下位機種になると
基本的なことの機能は変わらないながら
それを設定する操作が、非常にわかりにくい!
特にエレクトーンは、パネルが小さく
基本的な操作さえも、本当にわかりにくい

 

洗濯機も電子楽器も、上機種にはそのものの機能は勿論のこと
毎日いかに便利に!ストレスフリーに使えるか!
そこにそれぞれの企業努力があると思う

初期投資に大きな差があったとしても、
それを日割り計算して考えると
それだけの価値を手に入れる事の方が
実はとても大きい!
素晴らしい機能を毎日簡単に使えることって
とても大切なことだと!

ゴールデンウィーク最終日、
大きな洗濯機を眺めながらツラツラ思った私です

☆鍵盤で遊ぼう☆

ピアノを通して『自分で考える力と豊かな心を育む』レッスンを主軸に

一人一人のお子様の成長に合わせた知育を取り入れたメソッドで

楽しく学べるピアノレッスンを開講しております。

 

今日からゴールデンウィークが始まりました。

初日の本日は、恒例の衣替えとレッスン室のカーテンの洗濯!

衣替えをしながら、プチ断捨離をするのがちょっと楽しかったりします。

 

さてさて、今日のお話は、年少さんのレッスンのお話です。

私のお教室では、年少さんの生徒さんは、レッスン回数が選べます。

お誕生日によっては、毎週レッスンするよりも、少し間を空けてレッスンした方が、

お子さんも、お母様も余裕があっていい時がありますよね。

私も、その方が念入りに準備が出来るので、良かったりします。

年少さんのレッスンをしていると、私自身も沢山のレッスンのヒントがいただけます。

幼い生徒さんほど、とっても素直に反応して下さるから、とても楽しいですね。

 

例えば『鍵盤積木』を使ってのレッスン、

袋の中に入っている色積み木を、鍵盤の上に並べるのですが、

私自身は、ほぼ鍵盤のサイズと同じ積み木なので、そのまま置く設定だったのですが、

ある生徒さんは、ドミノ倒しのように立てて置いてくれました。

「これ‼️面白いかも…。」だって、そのまま置くより、ずっと集中力が要りますもの。

袋からランダムに取り出すので、積み木はあちこちに並んで行きます。

ドとミの積み木が立っている間にレの積み木を置く時のお顔は、真剣そのものです。

途中で倒れても笑えますし、完成してドミノ倒しが出来ても笑えますよね。

もちろん‼️お家でも出来るように、積み木をプレゼントすると、

このお稽古は皆さん!大好きなようです。

 

もう一つは『けんばんあるこう』のおけいこ、2つの黒鍵をチョキの手で弾くお稽古です。

いろんな高さの黒鍵を探して、弾いていくのですが、

「2つのお山を落ちないように歩けるかな?」と声がけしましたら、

「ウン、できるよ!」と右手でチョキの手を作って黒鍵に乗せると、

ナント!鍵盤の手前から奥に向かって、指を動かしてくれました。

「あらまあ〜(≧∀≦)、なんて可愛い発想❣️」ですよね。

小さな指で動かすと6歩ぐらいで奥まで行きますが、鍵盤の音と共に指の行進です。

「先生とヨーイドン!で動かそう!」と言うと

「うん!わかった」と、それはそれは楽しそうに!

右手だけでなくて、左手も登場して、「右手と左手でヨーイドン!」てことも…(╹◡╹)。

 

小さな生徒さんから教えていただくことも沢山あり!のレッスンです。

それでも、レッスンの終わりに「面白かったね。」と笑えることが、

私はこの時期の大切なことだと思っています。

ウーン、ホントは私が一番生徒さんに遊んでもらって、楽しいのかもしれませんね。

ウフフフフ…、年少さんのレッスンが楽しみな私です。

 

♪『タタ』のリズムを楽しく♪

新年度がスタートして20日が過ぎました。

バタバタの毎日がようやく落ち着いてきたと同時に

発表会のことをあれこれ考える季節になりました。

 

さてさて、今日はこの春からピアノレッスンを始めてくださった

生徒さんたちのリズムレッスンのお話です。

 

リズムのレッスンの中で、1拍、2拍、のリズム打ちが出来るようになると、

3拍、4拍 のリズム打ちをしながら、『♪♪ 8分音符』のリズム打ちをします。

カスタネットを両手に持って、『ン タ タン タン ウン』といったリズム打ちが、

出来るようになったところで、お稽古するのが、『かくれんぼ』です。

 

『♪ かくれんぼ 』

♪〜 もう いいかい は…『タン タン タン うん 』

♪〜 まー だだよ は…『タン タ タ タン うん 』

♪〜 ミクちゃん は…『タン タン タン うん 』

♪〜 みーつけた は…『タン タ タ タン うん 』

音も、ド、レ、ミ、の3つで弾けるので、導入曲としては、バッチリです。

 

カスタネットのリズム打ちだと『タタ』のところが、ころばないのに、

ピアノで弾いてみると『タタ〜』となる場合がよくあります。

そんな時は、ピアノのふたを閉めて、左手にカスタネットの持ち、

左手で、『タン タタ タン うん』と打つのに続いて、右手でフタの上で、

『ド ミミ レ〜』と歌いながら、指をうごかします。

これを何度か繰り返して弾くと、バッチリ❗️弾けるようになります〜*(^o^)/*。

 

『かくれんぼ』がマスターできたら、この季節❗️弾きたいですよね〜。

ハイ!そうです〜❗️*(^o^)/*『かえるのうた』で〜す。

油圧式ベンチ椅子を購入しました〜!

いつもいつも、山下ピアノ教室のブログをお読みいただき、

本当にありがとうございます。

ピアノを通して、「自分で考える力と豊かな心を育てる」レッスンをモットーに

一人一人のお子様の発育に合わせた知育を取り入れたメソッドで

知育ピアノレッスンを開講しております。

 

今日はとってもいいお天気で、京都の醍醐寺に行ってきました。

すこーし桜のピークは過ぎてましたけれど、とっても綺麗な今年の桜でした。

暑いぐらいの一日…日焼けが気になる季節です。

 

さて!今日はピアノの椅子のお話。

私の中の椅子の条件は、2つ。

☆長く座っていても疲れない、お尻が痛くならないこと

☆演奏中にきしまないこと

 

そんなわけで、5年前から油圧式のベンチ椅子を使っています。

体格の大きな生徒さん達や調律師の方から、

「長く座っていても、疲れませね〜。。とよく言われます。

 

そして今回、2台目の油圧式のベンチ椅子を購入しました。

椅子の上げ下げが今までよりスムーズになり、座面も座り心地満点!

とても素敵な椅子です。

 

そして!一つ発見したことがあります。

今まで小さな生徒さん達のレッスンに使うピアノには

背つき椅子を使っていたのですが、

無意識に真ん中のドが弾きやすい位置に置いていたようです。

 

先週から1台目のベンチ椅子を使うようになって、

生徒さん達が自分で考えて、手をピアノに置いてくれるようになり、

時に…ン?と思うこともありますが、それもまた学習だなぁと思います。

新しい椅子と1台目の椅子!

これから大切に使っていこうと思います。

 

4月…今年も桜の季節です!

4月に入り桜満開の日曜日です

今週は続々と入学式が行われる予定ですが、

桜が美しく咲く中での入学式になりそうですね。

中学校に入学する女の子達が、長くしていた髪の毛をバッサリ切っていて、

中学生になる意気込みを感じた一週間です。
さて、先日私自身のレッスンに、行って来ました〜。

行って来ました〜(^∇^)ではなくて、行って来ました…(。-_-。)と言うべきかな?

何年通わせていただいても、やはりドキドキしますね〜。

先生は、いつもどおり、静かに和かに迎えて下さり、春休みのお話もしつつ、

桜の花のお話もしつつ、レッスンに入りました。

 

今回のレッスン曲は、バッハの『イタリア協奏曲』です。

まずはひととおり聞いていただきました。

先生は、ニッコリ笑って、戸棚から『メトロノーム』を取りだすと

「バロックは等速感!テンポをきちんと揃えるようにね。」と。

そう!そうなんです…(。-_-。)、よくわかってはいるんですが。

メトロノームを使う時に、先生は必ず、弾きたいテンポのマイナス10%から始めて、

マイナス5%、ジャストテンポ、プラス5%、プラス10%の5種類を弾きますが、

とても細かく聞いて下さり、チェックして下さいます。

プラス5%あたりから、アタフタ…、プラス10%となると、笑うしかない私!

でも確かに、メトロノームレッスンをした後って、

きちんと拍の中に入って聴こえるからふしぎですよね。

レッスンが終わっていただいた紅茶の美味しかったこと(≧∇≦)❗️。

しばらくの時間先生とお話をして、帰路につきました。

 

帰り道はちょっとホッとしつつ、ちょっと反省もしつつ、

生徒さんもレッスンの帰り道は、こんな気分なのかなぁ〜と思いながら…、

私は、時々ですが、生徒さん達は、毎週ですものね(。-_-。)。

 

自宅に戻り際、なぜだかご近所の大きな桜の木を見たくなり、

寄ってみましたら、満開に近く咲いていました。

老木の桜ですが、私が栗東にきた年の春から30年をゆうに超えた今年も、

変わらずピンク色の花びらが揺れていました。

頭の上で、あたたかく包みこむように揺れる桜の花が、

「今日も、よくがんばりました」と、頭を撫でてくれた気分になりました。

 

この季節、日本のいたるところで、桜の木を見上げる人達がいることでしょう。

どんな気持ちで見上げても、桜の花たちは、それぞれの気持ちに寄り添い、

優しく、あたたかく、見上げる人達の頭を撫でてくれることでしょう。

だからこそ、美しく、あざやかに咲く桜の花を、そして桜の木を、

私達は、何度でも、見上げたくなるのかもしれませんね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆。

 

音楽絵本『ミロと森のピアノ』

今日で3月も終わり、自宅の近くにある桜の木を見に行くと

今年もちらほらと桜の花が咲き始めていました。

明日から4月、新年度の始まりです。

 

もう随分前のお話なのですが、私は、『ミロと森のピアノ』という

CDのついた1冊の絵本に、出会いました。

かわいい耳の大きな女の子のおサルさんが、表紙に描かれています。

付属のCDには、ストーリーに合わせて流れる、ピアノ演奏が入っていて、

CDの後半には、ピアノ演奏付きの朗読が入っています。

 

このお話は、ピアニストの角 聖子さんが書き下ろした、

泣き虫のおサルさんミロと森に捨てられていたピアノとの出会いの物語です。

木登りが出来ないミロをからかう森の動物や、嫌われ者のオオカミと、

仲良くなりたいと願うミロは、ピアノのコンサートに招待します。

一生懸命ピアノの練習をするミロ、でもコンサートの日のことを思うと

緊張して、思うように手が動かなくなってしまいます。

泣きながらも、必死に練習を重ね、コンサートの日を迎えます。

勇気をふりしぼり、みんなと仲良しになることを願って、ミロはピアノを弾きます。

そして…、その想いが、ピアノの音を通してみんなに伝わり、

みんなの心を一つにしてくれます。みんなの笑顔が、ミロを暖かく包みます…。

 

作者の角 聖子さんは、あとがきの中で、

「音楽には、人と人を繋ぐ力がある!それは、私が実感してきたことです。

また、ドキドキしながらも、みんなの笑顔を思い浮かべることで、

楽しく演奏できるということも、私自身の経験と重なっています。

そして、絵本の中で、両手、両足、シッポまで使ってピアノを弾くミロを通して、

ピアノは全身で弾くものだということも、私は、伝えたかったのです。」

そう、書いていらっしゃいます。

 

久しぶりに、ピアノ演奏付きの朗読を聴きながら、絵本のミロちゃんを見ました。

小さなミロちゃんが、とっても可愛いです…。ぎゅーっと抱きしめてあげたいぐらいに。

この絵本の中に流れるピアノ曲の楽譜も出版されています。

テーマミュージックの『お願い、お月さま』は、勿論 角 聖子さん作曲です。

『きらきら星ファンタジー』も、ステキ(≧∇≦)。

ミロが、コンサートで、最初に弾いた曲は、この『きらきら星ファンタジー』の

ラグタイム風の変奏曲です。これがまた、とにかくバッチリ❗️ステキなんです。

もし、どこかで目に留まる事がありましたら、是非是非ご覧下さいね。